今年1月~3月に掛けて仕込み期間中ではありましたが酒蔵の店舗・事務所や
使われていない物置の部屋の大改装工事を行いました。
来年が中野酒造150周年という事もありその前に何か出来ないかと考えていた所
雑談の中からも色々な方にアドバイスを頂く中で当初全く想像もしていなかった
内容での酒蔵改装となりました。
弊社の蔵は明治7年からの蔵になりますがその昔は「鍛冶屋」(かじや)だったと聞いております。
※鍛冶屋(かじや)とは、一般的に鍛冶を行う店舗、もしくはその職人を指す。
主として鉄製品を扱い、刃物、工具、農具などの製造、修理を行う。
蔵は杵築市の有形文化財となっており明治7年以前の学校の廃材で建てられたとも
聞いております。
改装工事で特に大変だったのが今ある天井を取り除き明治からのハリや柱や壁を見て頂けるようにしようと
しましたが大量の土埃が落ち100年分のホコリが溜まっていた感じが致しました。
壁紙の下には新聞が貼り詰められていましたが明治の新聞でした。
六代目の私も知らない蔵の景色が見えてきました。
こちらの部屋が物置で一番お見せしたくない部屋ですが・・・・。
大掛かりな改装工事をし沢山の業者さんの出入りがありましたが
大きな事故なく無事に終える事が出来ました。
「温故知新」
色々な意味がありますが私の中では「古いものと新しいものの融合」
このお見苦しい部屋は今、、、
面白い事が出来るスペースになっております。
7月と8月にイベントした内容を今月blogでアップさせて頂きます。
型にはまらず色々な業種の方達との「融合」を目指して!