ゴールデンウィーク前お陰様で出荷も増えて参りました。
弊社は別府温泉や湯布院も車で30分と近くGW期間中の旅館やホテルの状況をお聞きするとどこも満室のようですね。
お酒の出荷だけではなくここ最近の人気商品が「智恵美人 元気梅」です。
実はこの「元気梅」全く売れずに苦労していました( ;∀;)
「ちえびじん 紅茶梅酒」の出荷が増えるたびに年々増える梅酒の製造数量。
嬉しい事ですがここで問題になるのが梅酒に漬けた「梅の実」をどうするか問題です。
これは酒造メーカーあるあるで
日本酒を製造して「酒粕」をどうするのか?
焼酎を製造して「焼酎粕」をどうするのか?
梅酒を製造して「梅の実」をどうするのか?
製造数量が増えれば増える程この問題は出てきます。
梅酒に漬けこんでいる為、食べて美味しく梅干しが苦手という方もこの「元気梅」は好きといったファンも多かったのですが「元気梅」単体で販売するには限界がありました。
そこで考えたのが
●業務用として食品業者にまとめて販売する。
●元気梅を原料として梅ジャムを製造してもらう。
●ケーキやお菓子の原料にしてもらう。
などがありました。
ジャムは製造までして美味しかったのですが商品化するまでに至らず悪戦苦闘しておりました。
社内での声を聞くと「元気梅」を食べる人と食べない人に分かれます。
実際に梅の実を袋詰めする女性パートさんの中では人気でしたが
私個人も食べず嫌いでいました。
理由は単純であまり食べたいと思わなかった為。
またこの「元気梅」には欠点もあり袋詰めして時間が経つと梅酒エキスがにじみ出て見栄えも悪くなり
最悪保管状況が悪ければカビが生える可能性もありました。
ラベルも会社のコピー機で手作りですし商品に想いが入っていなかったと思います。
そこで自社のブランドの「智恵美人」をラベルに入れて真空パックにする。
これだけで売上が急増しました。(笑)
価格はもともと梅酒の原料として梅の実を仕入れている為
以前から税込300円とお求めやすい事もありますが真空にする事で梅酒エキスも出て瑞々しくなり
社内の人気が急増した事もあり普段食べなかった私も食べるようになりました。
酒のアテとして何も調理せずこのまま食べる。
最高じゃないですか。
GW前という事もあり今週は「智恵美人 元気梅」の袋詰めと出荷に追われております。
※アルコールを含んでおりますので食後の運転は出来ません。
食べると病みつきになる「智恵美人 元気梅」。焼酎や梅酒に入れても良いですしもちろんジャムにしたりお菓子作りにも活用出来ます。
今後も「智恵美人 元気梅」の新たな魅力を発信して行きたいと思います。
そしてGWは別府・湯布院を中心に観光の賑わいを期待したいと思います。
六代目